保険について


2004年10月13日追加
台風に対する支払いについて




アパートに必要な保険について 

 

火 災 保 険

 

住宅総合保険

 

非常に広い範囲での補償が付きます。泥棒などにより鍵の破損、窓ガラスが割られたなどは大家の火災保険から支払われます。

ただし、住民の方が加入する火災保険の借家人賠償保険特約にさらに修理担保特約というのを付け、さらに賃貸契約書に泥棒などでも住民の方が直すとの一文があれば住民の方が加入している保険で直せます。

 

火災保険は支払いがあっても保険料が上がることはありません。

 

 

 

住宅火災保険

補償が火災、ガス爆発など狭い範囲に絞ったものです。保険料が多少安くなります。

 (「水害」では支払いがありません。)

 

 

 

 

地震保険

 

本当は火災保険に完全に付属しています。そして加入者の意志によって外すことが「できる」のです。つまり、地震保険は自分から入る物ではなく、自分から外すものなのです。あえて外すので外した証拠にもう一つ地震に入りませんという「捺印」が必要です。地震保険は「国」の保険です。民間のものではありません。

 

民間の保険(火災保険)+国の保険(地震保険)

 

自動車保険の任意保険と自賠責(強制)保険との関係に似ています。ただし、自動車の強制保険は法律で「義務付け」されていますが、地震保険は「任意加入」になります。

 

国の保険でも「任意」のものなので販売の現場では「付けるか」「付けないか」という設問になります。

 

加入金額も火災保険金額の50%が限度になります。2000万の火災保険なら1000万円上限までの加入になります。

また、木造は非木造(2×4、軽量鉄骨、鉄筋)などに比べて保険料が高いです。

 

 

 

保険料はランク付けされています。

 

高い    静岡、神奈川、東京

やや高い 埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫

 

他の地域は上記に比較して安いです。

 

地震保険はもともと関東大震災を想定して設計されています。では、なぜ大阪、愛知が高いのでしょう?それは人口が密集しているので地震が起きると損害額が大きくなるから保険料で調整しています。

 

 

地震保険は保険料ランクが高い低いに関わらず自分の財産を守る意味で加入することをお勧めします。





施設賠償責任保険

 

これはアパート本体(建物)つまり「施設」の屋根や壁などが落下して他人の身体、財物に損害を与えた場合に支払います。共用部分の階段、壁、屋根などが対象になります。

 

ちなみに私のアパートは年間2800円です。月100円未満で安心が購入できます。

 

最近はパソコンやプラズマディスプレイなど高額家財があります。雨漏りなどでの損害の場合、大家さんが弁償する可能性があります。

 

この保険を知らない人は多いですね。プロですらあまり扱うことはありません。

つまり、設計はおろか説明すら出来ない人が多いです。

 

 

 

 

生命保険

 

一般の住宅ローンには団体信用生命保険が付いています。これは家を購入した「人」本人の「信用」により金融機関がお金を貸すからです。

逆に考えれば団体信用生命にすら加入できない健康状態だとお金を貸して貰えない可能性があります。

 

 

事業用物件の場合、基本的には「人」よりも「物件」が主でお金を貸します。よって、今回の私の場合は任意加入でした。よって自分で割安な生命保険を設計して自分で加入しました。本職ですからね。

 

 


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